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iSeries Access付属のodbcでexcel, accessdb2の連携

iSeries Access for winをインストールすると、付属のodbcexcel, access<->db2の連携ができます。
尚、5250エミュレータの接続設定は完了しているものとします。

odbcを登録する

まず、「管理ツール」→「データソース(ODBC)」を選択し、「ODBCデータソース アドミニストレータ」を起動して下さい。次に「システムDSN」タブを選択し、「追加」をクリックすると、「データソースの新規作成」画面が表示されます。

iSeries Access がインストールされていれば、「iSeries Access ODBC Driver」があるので、これを選択してください。

先程の画面で「完了」をクリックすると、「iSeries Access for Windows ODBC セットアップ」画面が表示されるので、少なくとも「データ・ソース名」を入力すれば、odbcの登録作業は完了です。
今回の場合、「データ・ソース名=AS400TEST」としました。


excel2003でdb2 for as400のデータをインポート

それではodbcを使用して、excel2003でdb2 for as400のデータを取り込んで見ます。

まず、メニューバーの「データ」→「外部データの取り込み」→「新しいデータベースクエリ」を選択すると、「データソースの選択」画面が表示されるので、先程登録した「AS400TEST」を選択して下さい。

次に「クエリ ウィザード - 列の選択画面」が表示され、インポートを行うテーブルとカラムを選択できます。

その後、「データの抽出条件」や「ソート順」を指定すれば、db2のデータをexcelのシートにインポートができます。



accessによるdb2 for as400へのテーブルリンク

次にaccessによるdb2 for as400へのテーブルリンクを紹介します。

まず、メニューバー?にある「新規作成」を選択すると、「新しいテーブル」画面が表示されるので、「テーブルのリンク」を選択して下さい。

次に「リンク」画面が表示されるので、「ファイルの種類=ODBCデータソース」を選択すると、「データソースの選択」画面が表示されるので、先程も使用した「AS400TEST」を選択して下さい。


すると、「テーブルのリンク」画面で「ライブラリ.テーブル一覧」が表示されます。私の周りにいるAS400技術者は「スキーマ」→「ライブラリ」、「テーブル」→「ファイル」と呼ぶ人が多いようです。

最後にテーブルのカラム(フィールド)を選択すれば、db2 for as400へのテーブルリンクが完成します。