社内のドキュメントは公開できないので、「経産省やIPAが公開してないかなぁ」とググってみました。
概況 - セキュリティと相互運用性の重要性UP
ソフトウェアの品質特性には、ISO/IEC 9126-1(JIS X 0129-1)で定義された
- 機能性、信頼性、使用性、効率性、保守性
がありましたが、外部環境の変化により ISO/IEC 25010では副特性のセキュリティと相互運用性が1段階上がり
- 機能性、信頼性、使用性、効率性、保守性、移植性、セキュリティ、相互運用性
に改定されています。
システム及びソフトウェア品質の見える化、確保及び向上のためのガイド
http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/softseibi/metrics/product_metrics.pdf
経済産業省のソフトウェアメトリクス高度化プロジェクトにより平成22年に公開。
ISO/IEC 9126-1ベースの為、セキュリティや相互運用性が副特性に位置づけされていますが、p.13以降に記載されている 品質特性と測定法の表は、一覧性が良いので、多人数で議論する場合は、利用できそうです。
システム/ソフトウェア製品の品質要求定義と品質評価のためのメトリクスに関する調査報告書
http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/softseibi/metrics/20110324product_metrics2010.pdf
経済産業省のソフトウェアメトリクス高度化プロジェクトにより2011年に公開。
ISO/IEC 25010ベースで、p.42-には、8つの品質特性の評価方法が記載されています。
また、p.58- にはユーザビリティ評価に関しても記載されておりますが、業界的にユーザビリティの評価はアンケート主体であることが伺えます。
高信頼化のための開発手法ガイドブック
http://sec.ipa.go.jp/reports/20100915/20100915.pdf
ipaが2010に公開したもので、287ページ内に、レビュー手法やテスト技法、障害の再発防止策、顧客(ユーザ)視点の品質機能展開例 等々がギッシリ記載されています。