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太宰府天満宮の狛犬って、妙にカワイイ

movable type 6 の冗長構成を考える

Movable Type 6 ドキュメント

実現したい構成

以下のようにアプリサーバは複数台により冗長化を行い、
記事や設定情報が保存されるDBや、画像やMTにより作成された公開記事(html)が保存される部分は共有したい

┌AP1 ──────┐    ┌───────────────┐
│Apache+Perl+MT6 ├─┬┤DB(AWS RDS, mysql):記事や設定 │
└────────┘  │└───────────────┘
┌AP2 ──────┐  │┌─────────────────────┐
│Apache+Perl+MT6 ├─┴┤file sys(s3fsによる. 画像や作成されたhtml)│
└────────┘    └─────────────────────┘

DBの共有は?

DBの接続方法は、install時にmtが自動作成する mt-config.cgi に保存されていますし、それ以外の情報もデータベーステーブルに登録されているので難しいことはないと思います。

DB接続情報 /mt-config.cgi mt-config.cgiはMTにより自動生成
MT6ユーザDB db tbl:mt_author 監理者等のMTを利用するユーザのID/PW
MT6のDIR構成 db tbl:mt_blog 画像や作成htmlの出力先

file sysの共有は?

画像や作成htmlを共有するには、NFSやネットワークストレージにより共有ディスクがひつようですが、amazon awsであれば、s3fs による共有ディスクが利用でき、次のurlが分かりやすくて参考になります。

AWSもくもく勉強会 新宿鮫:第7回&8回の成果物 | shinodogg.com

実際にawsでmt6冗長構成を構築するまでは行いませんでしたが、問題なさそうです

2014/11/15追記

Amazon Web Servicesクラウドデザインパターン設計ガイド 《ITpro STORE/書籍》
先程のS3FSを用いたMTの構成は、↑こちらのクラウドデザインパターンのp.134で、Direct Hostingパターンとして記載されていました。この本の著者は、amazonの方なので、amazonのお墨付きとまでは言えないものの、安心して利用できますね

↓こちらも同様
http://www.slideshare.net/c95029/cdp-katayama