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太宰府天満宮の狛犬って、妙にカワイイ

オープンソースSSOのOpenAMの商用利用は、ライセンス的に not 無償

OpenAM ≠ 無償

「OpenAM license」で、ググルと

OpenAM(オープンエーエム)のライセンスは、
Common Development and Distribution License
(CDDL:共同開発および頒布ライセンス)です。
CDDLとは、
サン・マイクロシステムズMozilla Public License(MPL) version 1.1を
ベースとして策定したフリーソフトウェア向けライセンスです。
CDDLでは、ソースコードを無償で使用、改変、再配布することが認められています。

のような記述から、OpenAM=無償と考えてしまいますが...

www.forgerock.com によるライセンスのアナウンスは?

次のurlに記載されている通り。
http://www.forgerock.com/en-us/subscription/forgerock-subscription/

ポイントは

  • ver.12.0.0等のメージャーバージョンのソースは無償だが、バグフィックス等に伴うマイナーバージョンはforgerock 社との契約が必要。
  • forgerock 社との契約は、ユーザ数に伴う課金。

OpenAMのSP(Web Policy Agents)はマイナーバージョンも無料

https://backstage.forgerock.com/#!/downloads/OpenAM
↑こちらのurlを見ると、IdPは、やはりmajor verのみ無償。
ですが、SPはminor verも入手可能のようです。
(SPに限定したライセンス規約は見つけていませんが)


IdPのダウンロード画面

SPのダウンロード画面

その他参考

forgerockによるバグフィックス情報は公開されており、patchとしてダウンロードも可能なようです
http://docs.forgerock.org/en/openam/11.0.2/release-notes/index/chap-issues.html