シュミットの正規直交化法をすっかり忘れていたので、基本からのメモ
内積の定義
※ や は、ベクトルの大きさ(ノルム)
内積の成分表示
2次元ベクトル
3次元ベクトル
内積の成分表示の証明(2次元ベクトルにおける導出)
bの反対ベクトル(-b)とで形成される△ADEで 三平方の定理(ピタゴラスの定理)を考える。
※式(1)→(2)の変形では、前述の内積の定義式や を利用してます。
更に も利用し、式(2)を更に変形し、完成。
シュミットの正規直交化法
今回は、シュミットの正規直交化法へつながる 「ベクトルa, bが与えられたときのaと垂直なベクトル」である
を導出します。
上図より、aと垂直なベクトル( )は、次のように表せる。
※(1)->(2)の変形では、2項の分母分子のそれぞれにベクトルaのノルムを掛け、 (2)->(3)の変形では、内積の定義式を利用しています