読んでみた。「ブクログ大賞[2018] ビジネス書部門大賞」らしい。
分かりやすい。「上流工程はウォーターフォールよりスクラムかな?」と思った。
以下、自分なりのポイントを記載
「不確実性」とは、「未来」と「他人」から構成
不確実を確実にするものが情報 ┌──┐ ┌────┐ : ┌───┐ │不安│←───│不確実性│────→│確実性│ └──┘ └┬───┘ └───┘ │ │ ┌───┐ │ ├─┤未 来│─対策→ 行動と観察 │ │ └┬──┘ │ │ ├ 方法の不確実性 │ │ └ 目的の不確実性 │ │(他人が未来の不確実を増大させる) │ │ ┌───┐ └──────→└─┤他 人│─対策→ コミュニケーション (不安が他人の不確実を └┬──┘ 増大させる) ├ 他者理解の不確実性-人は他人や事象を完全には理解不可 ├ 伝達の不確実性 - コミュニケーションが到達するとは限らない └ 成果の不確実性 - 理解されても行動するとは限らない
経験主義と仮設主義、設計主義
主義 | 説明 |
---|---|
経験主義 | 情報を入手する為、まず、行動し、その結果観察から問題解決 |
仮説主義 | 限定された情報から全体像を想定し、それを確かめることで問題解決 |
設計主義 | ウォーターフォール型。範囲後はスクラム型(経験主義) |
不確実性コーンに対するプロとアマの取り組み順
プロ
不確実性の高い部分から取り組み、短い時間で一定の品質まで作成し、 残りの時間で細かい部分を作りこむ。(早い段階で、全体像が見える)
アマ
不確実性の低い部分から取り組む為、最終工程まで全体像が見えない。 (重要部分を後回しにしている為、終盤での問題発生時にリカバリー難)
品 ┏━━━━ 質 ┏━━━┛ │ ↑ ┃↑プロ │ │ ┏━━┛ │ │ ┃ │ │ ┃ ┌─┘ │ ┏━┛ │ │ ┃ ┌──┘ │ ┃ ↓アマ│ │ ┃ ┌───┘ │ ────┘ └───────────────→時間
観察できないものは制御できない
一見、困難そうな問題であっても、 制御や観察できる部分と、それ以外に切り分け、制御や観察できる部分から取り組む。
アジャイル開発宣言 (従来との違い)
従来重視 | アジャイルで重視 |
---|---|
プロセスやツール | 個人と対話 |
包括的なドキュメント | 動くソフト |
契約交渉 | 顧客との交渉 |
計画順守 | 変化への対応 |
その他
共感と同感の違い
私が「理解されたか」と「合意できたか」を使い分けていた点と同じですね。
事実と意見の違い
心理的安全
not パワハラ な状態が生産性を上げる