end0tknr's kipple - web写経開発

太宰府天満宮の狛犬って、妙にカワイイ

FreeCAD Assembly 4 Tutorial 1 の deepl翻訳

FreeCADのアセンブルワークベンチのdeepl翻訳は今回で一旦、区切り

【目次】

オリジナルのdocument

https://github.com/Zolko-123/FreeCAD_Examples/blob/master/Asm4_Tutorial1/README.md

クイック・スタート・ガイド

このチュートリアルでは、以下のアセンブリの作り方を説明します

軸は PartDesignワークベンチで設計し、軸受はSTEPファイルからインポートします

このチュートリアルはビデオでもご覧いただけます

youtu.be

事前準備

Assembly4の説明を読み、Assembly4がインストール済みであることや、 FreeCADの特にSketcherとPartDesignの基本知識があることが前提です。

STEPファイルbearing_20x37x9.stp をローカルディスクにダウンロードしてください。

ツールバーとメニュー

ツールバーボタンは、関連するオブジェクトの選択によりアクティブになります。 使用したいボタンがアクティブでない場合、マウスで選択を変更してください。

これらの機能は、メニューバーのアセンブリからもアクセスできます:

ドキュメントの作成

空の FreeCAD から始めます。

  1. 新しいドキュメントを3つ作成: ファイル > 新規作成(またはctrl-n)
  2. 1つ目にモデル(又はアセンブリ)を作成:メニュ>Assembly>New Model(又はNew Assembly)
    1. これがアセンブリになり、asm_tuto1.fcstdとしてファイルを保存
  3. 2つ目にPartDesign::Bodyを作成: メニュ > Assembly > New Body
    1. 「Axis」の名称でボディを作成し、この後、軸を設計します
    2. axis.fcstdとしてファイル保存してください
  4. 3つ目にパーツを作成: メニュ > Assembly > New Part
    1. 「Bearing」の名称でパーツ作成し、この後、STEPファイルからインポートします
    2. bearing.fcstdとしてファイル保存してください
  5. 3つのドキュメントをすべて閉じ、再度開きます (FreeCADを閉じる必要はありません)

以上で、Assembly4を使い、これらのドキュメントを使用する準備が完了です

軸ドキュメント

タブをクリックし、軸ドキュメントに切り替えてください。

ボディ

  1. ボディの右クリックから「アクティブボディを切り替え」でPartDesignワークベンチへ切り替え
  2. 新スケッチを作成し。タスクビュ:XY_Planeを選択(スケッチはアクティブボディ内にあります)
  3. 以下のスケッチを描きます
  4. スケッチを一回転させます

ローカル座標系 LCS_1

  1. Assembly4ワークベンチに切り替え、軸ボディを選択
  2. モデルツリーの軸ボディ右クリックからCreate > New Coordinate Systemで座標系(LCS_1)作成
  3. Property View の MapMode を編集。図のように軸の円周と、MapMode=同心を選択
  4. モデルツリーの軸ボディ右クリックから「表示」を選択し、シェイプの色を目立つ色に変更
  5. 保存

以上で、部品軸の組立準備が完了しました

軸受ドキュメント

  1. タブをクリックし、軸受ドキュメントに切り替えてください
  2. 未なら、STEPファイル bearing_20x37x9.stpを axis.fcstd、bearing.fcstd、asm_tuto1.fcstdと同じディレクトリにダウンロード

STEPのインポート

  1. 前述のSTEPファイルbearing_20x37x9.stpをインポートします(File > Import)。 複数のソリッド束は作成されるが、1つの軸受パーツは作成されない場合、手動対処が必要です。 Std Part - FreeCAD Documentation
  2. モデルツリー内でソリッド束を全選択し、ツリー内の軸受パーツにドラッグします。
  3. ソリッド束が本当に移動したかは、モデルツリーの小さな三角形を折りたたむことで確認できます。【注意】うまくいかない場合、必要であれば、bearing.fcstdファイルを削除し、やり直してください。

ローカル座標系

軸受をアセンブリに配置するには、2つの新しいローカル座標系が必要です。 LCS_0は中央にあるように見えますが、STEPのインポートを信用することはできないので、 これは使いません。 代わりに、2つの新しいローカル座標系を作成し、ジオメトリの中心に配置します。

  1. ツリービューでモデルを選択します
  2. 新しいローカル座標系(LCS)を作成し(Assembly > New Coordinate System)、デフォルト名LCS_1のままにして、OKをクリックします
  3. 新しいローカル座標系(LCS)を作成し(Assembly > New Coordinate System)、デフォルト名LCS_2のままにして、OKをクリックします

ローカル座標系の配置

  1. ツリーで LCS_1 を右クリックし「データムの編集」を選択
  2. 下のスクリーンショットのようにエッジを選択
  3. Concentric(同心円状) オプションを選択し、OKをクリック
  4. 同じ手順でLCS_2を配置しますが、下のスクリーンショットのようにベアリングの反対側のエッジを選択します:
  5. 保存してください

以上で、軸受の組立準備が完了しました。

asm_tuto1 ドキュメント

メインウィンドウでタブを選択し、asm_tuto1ドキュメントに切り替えてください。

軸のインサート

  1. メニュ > Assembly > Insert Part を選択するか、 ツールバー をクリック
  2. タスクパネルに以下のダイアログが表示されます
  3. 「axis#Axis」軸を選択
  4. 「Axis」などの名前を入力
  5. OKをクリックすると、部品がアセンブリに挿入されます。
  6. 挿入した部品が選択されたまま をクリックると、部品配置のダイアログが表示 【注意】この操作の間、配置されている部品は透明です
  7. 上のスクリーンショットと同じ選択をします
    1. 左側のパネルで、部品LCSにLCS_0を選択
    2. コンボボックスで、Parent Assemblyを選択
    3. 右側のパネルで、親LCSにLCS_Originを選択 【注意】部品配置ダイアログで無視をクリックした場合、 部品はアセンブリ内に残りますが、配置はされません。 このリンクはFreeCAD内蔵のドラッガー(右クリック>変形)でアセンブリ内で移動できます。
  8. asm_tuto1 内のツリーに新しい軸インスタンスが表示されます。 新しいインスタンスには、以下のプロパティを持つアセンブリ・プロパティ・セクションがあります:
    • AssemblyType : どのアセンブリソルバーを適用するか (ここではAsm4EE)
    • AttachedBy : このインスタンスがリンク先のどの座標系でアセンブリにアタッチされているか。#で区切って記述
    • AttachedTo : インスタンスがどの親に、そしてその親の内部でどの座標系に、#で区切ってアタッチされているか
    • AttachmentOffset : App::Placement プロパティで、リンクされた部品のアタッチメント LCS とアセンブリのターゲット LCS の間にオフセットを適用
  9. OKをクリック

以上で、軸部分が、ツリーを含むasm_tuto1ドキュメントに、すべてのサブオブジェクトとともに表示されます。

軸受1のインサート

  1. メニュ > Assembly > Insert Partから、「bearing#Bearing」を選択
  2. 名前をbearing_1に変更し、OKをクリック
  3. これで 軸受パーツへのリンクが挿入されます。
  4. 挿入した部品を配置ダイアログを表示
    1. 左側のパネルでLCSを選択
    2. ドロップダウンのコンボボックスで、アタッチする部品を選択
    3. 右のパネルで親のLCSを選択し、LCS_0を選択 これで軸受が配置されますが、向きが変です。これは通常のことで、LCSのマッピングの際に向きが異なるためです。

ただ、これは簡単に修正できます。

  1. 軸受が正しい位置になるまで、RotX、RotY、RotZをクリックし、OKをクリック

【注意】軸の色を変えると便利なことが分かると思います

軸受2のインサート

  1. メニュ > Assembly > Insert Partから、「bearing#Bearing」を選択
  2. 名前をbearing_2に変更し、OKをクリック
  3. リンクの配置ダイアログを表示
    1. 左側のパネルで、部品LCSを選択し、LCS_1を選択
    2. コンボボックスで、取付部品を選択し、bearing_1部品を選択
    3. 右側のパネルで「Select LCS in Parent」から「LCS_2」を選択 【注意】LCSの名前が変更された場合、このように表示されます。
  4. 以上で向きが正しくなり、OKをクリック

軸受3のインサート

今回は時間を節約します。

  1. モデルツリーで、以前挿入したbearing_1またはbearing_2を選択し、メニュ > Assembly > Insert Partをクリックし、OKをクリック
  2. リンクの配置ダイアログを表示
    1. 左側のパネルでLCSを選択
    2. コンボボックスで、アタッチする部品を選択
    3. 右側のパネルで Parent LCSに LCS_1を選択
    4. 回転X、回転Y、回転Zボタンで、bearing_3を正しい位置に合わせます

軸受3のオフセット

現実には、これは標準的な3軸受のリードスクリューとなり、 向かい合う2つの軸受はスラストも受けられる ダイアゴナルコンタクトベアリングで、 3つ目の単独軸受は深溝ボールベアリングです。 軸を過剰に拘束しないため、3つ目の軸受が軸フランジに触れてはならず、温度膨張の補正、熱膨張を許容するスペースが必要です。

ここで、インスタンスの AttachmentOffset プロパティが登場します。 挿入されたパーツを方向付けるために使用される回転を 保存するだけでなく、挿入されたパーツのターゲットLCSに対する 相対的な移動を適用することもできます。

  1. モデル・ツリーでインスタンス bearing_3 を選択
  2. AttachmentOffsetプロパティのMapModeを開く
  3. Zフィールドに「2mm」と入力
  4. 適用をクリックし、OKをクリック
  5. 保存
  6. 「はい」をクリック

これで最初のAssembly4は完成です!

確認

...しかし、すべてが計画通りに進んだかどうかをチェックしたいよね?

  1. 3つのドキュメントをすべて閉じる
  2. asm_tuto1.fcstdを再度開く。
  3. 「列挙インデックス-1は範囲外です」の警告は無視してください

  4. モデルツリーで、軸パーツのRevolutionにあるSketchを右クリックし、Edit Sketchを選択

  5. 下の画像のようにスケッチを修正
  6. 「閉じる」をクリック
  7. アセンブリが新しく、軸が長くなり、軸受が追従するようになりました
  8. 軸内側のボディを右クリックすると、アクティブなボディをトグルし、PartDesignで編集できます

アセンブリを修正した際、いくつかのパーツが反応しなかった場合、 そのパーツを右クリックし、コンテキストメニューから Recompute objectを選択してください。

【注意】トップレベルのアセンブリModelでもRecomputeオブジェクトを実行できます。

フィードバック

このチュートリアルは役に立ちましたか? チケットを開くか、このチュートリアルに関連する FreeCADフォーラムの専用スレッドで何か言及してください。 あなたの変更案をPRすることもできます。

Assembly 4 workbench - FreeCAD Forum

Happy Assembling!