FreeCADのアセンブルワークベンチのdeepl翻訳は今回で一旦、区切り
【目次】
オリジナルのdocument
https://github.com/Zolko-123/FreeCAD_Examples/blob/master/Asm4_Tutorial1/README.md
クイック・スタート・ガイド
このチュートリアルでは、以下のアセンブリの作り方を説明します
軸は PartDesignワークベンチで設計し、軸受はSTEPファイルからインポートします
このチュートリアルはビデオでもご覧いただけます
事前準備
Assembly4の説明を読み、Assembly4がインストール済みであることや、 FreeCADの特にSketcherとPartDesignの基本知識があることが前提です。
STEPファイルbearing_20x37x9.stp をローカルディスクにダウンロードしてください。
- FreeCAD_Assembly4/INSTRUCTIONS.md at master · Zolko-123/FreeCAD_Assembly4 · GitHub
- https://github.com/Zolko-123/FreeCAD_Examples/raw/master/Asm4_Tutorial1/bearing_20x37x9.stp
ツールバーとメニュー
ツールバーボタンは、関連するオブジェクトの選択によりアクティブになります。 使用したいボタンがアクティブでない場合、マウスで選択を変更してください。
これらの機能は、メニューバーのアセンブリからもアクセスできます:
ドキュメントの作成
空の FreeCAD から始めます。
- 新しいドキュメントを3つ作成: ファイル > 新規作成(またはctrl-n)
- 1つ目にモデル(又はアセンブリ)を作成:メニュ>Assembly>New Model(又はNew Assembly)
- これがアセンブリになり、asm_tuto1.fcstdとしてファイルを保存
- 2つ目にPartDesign::Bodyを作成: メニュ > Assembly > New Body
- 「Axis」の名称でボディを作成し、この後、軸を設計します
- axis.fcstdとしてファイル保存してください
- 3つ目にパーツを作成: メニュ > Assembly > New Part
- 「Bearing」の名称でパーツ作成し、この後、STEPファイルからインポートします
- bearing.fcstdとしてファイル保存してください
- 3つのドキュメントをすべて閉じ、再度開きます (FreeCADを閉じる必要はありません)
以上で、Assembly4を使い、これらのドキュメントを使用する準備が完了です
軸ドキュメント
タブをクリックし、軸ドキュメントに切り替えてください。
ボディ
- ボディの右クリックから「アクティブボディを切り替え」でPartDesignワークベンチへ切り替え
- 新スケッチを作成し。タスクビュ:XY_Planeを選択(スケッチはアクティブボディ内にあります)
- 以下のスケッチを描きます
- スケッチを一回転させます
ローカル座標系 LCS_1
- Assembly4ワークベンチに切り替え、軸ボディを選択
- モデルツリーの軸ボディ右クリックからCreate > New Coordinate Systemで座標系(LCS_1)作成
- Property View の MapMode を編集。図のように軸の円周と、MapMode=同心を選択
- モデルツリーの軸ボディ右クリックから「表示」を選択し、シェイプの色を目立つ色に変更
- 保存
以上で、部品軸の組立準備が完了しました
軸受ドキュメント
- タブをクリックし、軸受ドキュメントに切り替えてください
- 未なら、STEPファイル bearing_20x37x9.stpを axis.fcstd、bearing.fcstd、asm_tuto1.fcstdと同じディレクトリにダウンロード
STEPのインポート
- 前述のSTEPファイルbearing_20x37x9.stpをインポートします(File > Import)。 複数のソリッド束は作成されるが、1つの軸受パーツは作成されない場合、手動対処が必要です。 Std Part - FreeCAD Documentation
- モデルツリー内でソリッド束を全選択し、ツリー内の軸受パーツにドラッグします。
- ソリッド束が本当に移動したかは、モデルツリーの小さな三角形を折りたたむことで確認できます。【注意】うまくいかない場合、必要であれば、bearing.fcstdファイルを削除し、やり直してください。
ローカル座標系
軸受をアセンブリに配置するには、2つの新しいローカル座標系が必要です。 LCS_0は中央にあるように見えますが、STEPのインポートを信用することはできないので、 これは使いません。 代わりに、2つの新しいローカル座標系を作成し、ジオメトリの中心に配置します。
- ツリービューでモデルを選択します
- 新しいローカル座標系(LCS)を作成し(Assembly > New Coordinate System)、デフォルト名LCS_1のままにして、OKをクリックします
- 新しいローカル座標系(LCS)を作成し(Assembly > New Coordinate System)、デフォルト名LCS_2のままにして、OKをクリックします
ローカル座標系の配置
- ツリーで LCS_1 を右クリックし「データムの編集」を選択
- 下のスクリーンショットのようにエッジを選択
- Concentric(同心円状) オプションを選択し、OKをクリック
- 同じ手順でLCS_2を配置しますが、下のスクリーンショットのようにベアリングの反対側のエッジを選択します:
- 保存してください
以上で、軸受の組立準備が完了しました。
asm_tuto1 ドキュメント
メインウィンドウでタブを選択し、asm_tuto1ドキュメントに切り替えてください。
軸のインサート
- メニュ > Assembly > Insert Part を選択するか、 ツールバーの をクリック
- タスクパネルに以下のダイアログが表示されます
- 「axis#Axis」軸を選択
- 「Axis」などの名前を入力
- OKをクリックすると、部品がアセンブリに挿入されます。
- 挿入した部品が選択されたまま をクリックると、部品配置のダイアログが表示 【注意】この操作の間、配置されている部品は透明です
- 上のスクリーンショットと同じ選択をします
- asm_tuto1 内のツリーに新しい軸インスタンスが表示されます。 新しいインスタンスには、以下のプロパティを持つアセンブリ・プロパティ・セクションがあります:
- OKをクリック
以上で、軸部分が、ツリーを含むasm_tuto1ドキュメントに、すべてのサブオブジェクトとともに表示されます。
軸受1のインサート
- メニュ > Assembly > Insert Partから、「bearing#Bearing」を選択
- 名前をbearing_1に変更し、OKをクリック
- これで 軸受パーツへのリンクが挿入されます。
- 挿入した部品を配置ダイアログを表示
- 左側のパネルでLCSを選択
- ドロップダウンのコンボボックスで、アタッチする部品を選択
- 右のパネルで親のLCSを選択し、LCS_0を選択 これで軸受が配置されますが、向きが変です。これは通常のことで、LCSのマッピングの際に向きが異なるためです。
ただ、これは簡単に修正できます。
- 軸受が正しい位置になるまで、RotX、RotY、RotZをクリックし、OKをクリック
【注意】軸の色を変えると便利なことが分かると思います
軸受2のインサート
- メニュ > Assembly > Insert Partから、「bearing#Bearing」を選択
- 名前をbearing_2に変更し、OKをクリック
- リンクの配置ダイアログを表示
- 左側のパネルで、部品LCSを選択し、LCS_1を選択
- コンボボックスで、取付部品を選択し、bearing_1部品を選択
- 右側のパネルで「Select LCS in Parent」から「LCS_2」を選択 【注意】LCSの名前が変更された場合、このように表示されます。
- 以上で向きが正しくなり、OKをクリック
軸受3のインサート
今回は時間を節約します。
- モデルツリーで、以前挿入したbearing_1またはbearing_2を選択し、メニュ > Assembly > Insert Partをクリックし、OKをクリック
- リンクの配置ダイアログを表示
- 左側のパネルでLCSを選択
- コンボボックスで、アタッチする部品を選択
- 右側のパネルで Parent LCSに LCS_1を選択
- 回転X、回転Y、回転Zボタンで、bearing_3を正しい位置に合わせます
軸受3のオフセット
現実には、これは標準的な3軸受のリードスクリューとなり、 向かい合う2つの軸受はスラストも受けられる ダイアゴナルコンタクトベアリングで、 3つ目の単独軸受は深溝ボールベアリングです。 軸を過剰に拘束しないため、3つ目の軸受が軸フランジに触れてはならず、温度膨張の補正、熱膨張を許容するスペースが必要です。
ここで、インスタンスの AttachmentOffset プロパティが登場します。 挿入されたパーツを方向付けるために使用される回転を 保存するだけでなく、挿入されたパーツのターゲットLCSに対する 相対的な移動を適用することもできます。
- モデル・ツリーでインスタンス bearing_3 を選択
- AttachmentOffsetプロパティのMapModeを開く
- Zフィールドに「2mm」と入力
- 適用をクリックし、OKをクリック
- 保存
- 「はい」をクリック
これで最初のAssembly4は完成です!
確認
...しかし、すべてが計画通りに進んだかどうかをチェックしたいよね?
- 3つのドキュメントをすべて閉じる
- asm_tuto1.fcstdを再度開く。
「列挙インデックス-1は範囲外です」の警告は無視してください
モデルツリーで、軸パーツのRevolutionにあるSketchを右クリックし、Edit Sketchを選択
- 下の画像のようにスケッチを修正
- 「閉じる」をクリック
- アセンブリが新しく、軸が長くなり、軸受が追従するようになりました
- 軸内側のボディを右クリックすると、アクティブなボディをトグルし、PartDesignで編集できます
アセンブリを修正した際、いくつかのパーツが反応しなかった場合、 そのパーツを右クリックし、コンテキストメニューから Recompute objectを選択してください。
【注意】トップレベルのアセンブリModelでもRecomputeオブジェクトを実行できます。
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