で、Harrisコーナー検出の理論編。
以下に書いてはみたものの、十分には理解できていない印象です。
参考url
画像処理の数式を見て石になった時のための、金の針 - Qiita
Harrisコーナー検出の定義式
Harrisコーナー検出とは、 「一次微分値(差分)が一方向に大きければエッジ、多方向に大きければコーナー」 の考えに基きます。
画像上の点の強度 I(x,y)と、そこから(u,v)移動した点強度 I(x+u,y+v) の 変化量 E(u,v)を次のように表します。
※ w(x,y)は窓関数(window function)で、ある区間外では0となるもの(例:ガウス窓)。
Iの導関数をIx , Iyとして、先程の式1にある I(x+u,y+v)部分にテイラー展開の
を適用すると、次のように変形/近似できます
よって、式1は次のようになります
更に、次のようにMを設定して、行列式に変形します
式4に特異点分解を行うと、エッジやコーナーの判定ができますが、 固有値算出は計算量が多い為、次のRを用いて判定を行います。
ここで、 ・detM とは、行列式です。(例 ad-bc)
線形代数 : 行列式とサラスの公式、そしてクラメル式によるn元1次連立方程式の解 - end0tknr's kipple - 新web写経開発
・trace Mとは、対角和です。(例 a+d)
・kは定数 (0.04~0.06)
・R=大→コーナー、R=小さい→フラット、R<0→エッジ