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マーケティング書籍「確率思考の戦略論」の概要

ここ数日のentryでガウス関数ガウス分布、NBDモデルを扱ってきましたが、 まとめ?として、書籍「確率思考の戦略論」の概要をyoutubeから写経?

youtube配信者の皆さんのまとめが大変、分かりやすく感謝です

参考url

売上を支配する数式

\Large{
ブランドiがr_i回購入される確率 \\\

P_{r_i} =
 (1+\frac{M_i}{K_i})^{-K_i} \frac{\Gamma(K_i+r_i)}
 {r_i!\Gamma(K_i)}(\frac{M_i}{M_i+K_i})^{r_i}
}

売上を支配する数式を意味的に分解

\Large{
売上 = 総購入回数・平均購入金額
}

次に「総購入回数」を分解

\Large{
総購入回数=購入対象人数・M =(総人数・認知率・配架率)・M
}

ここで、認知率と配架率(配荷率)は

  • 認知率 : どれだけの人に認知されているか
  • 配架率 : どれだけの小売に展開できるか (例:ECは100%で、店舗は少ないと少)

次にM(プレファレンス)を分解

\Large{
M=過去購入率・エボークトセットに入る率・年間購入率・年間購入回数
}

ここで、過去購入率とエボークトセットは

  • 過去購入率 : 全対象人数のうち過去に購入された人数の割合
  • エボークトセット : あるカテゴリの中で自分に購入可能性のあるブランドリスト

以上から売上式を改めて記載すると、以下

\Large{
売上 = \\\
 (総人数 ✕ \\\
  認知率 ✕ \\\
  配架率)✕ \\\
 (過去購入率 ✕ \\\
  エボークトセットに入る率 ✕ \\\
  年間購入率✕ \\\
  年間購入回数)✕ \\\
 平均購入金額
}

認知率、配架率、プレファレンスMに経営資源を集中すべき

書籍「確率思考の戦略論」によれば、売上増には 「認知率」「配架率」「プレファレンスM」に経営資源を集中すべき。

大企業であれば「認知率」「配架率」は既に高い状態にある為、 特に「プレファレンスM」が重要らしい.

プレファレンスM 増加には「水平展開(新規客)」「垂直展開(既存客)」

先程のプレファレンスMの式に当てはめると

\Large{
プレファレンスM = (水平展開)・(垂直展開) = \\\
(過去購入率・エボークトセットに入る率)・(年間購入率・年間購入回数)
}

ちなみに書籍「確率思考の戦略論」では「水平展開:増」により 既存顧客の「垂直展開:増」になる為「水平展開:増」推し